入笠山冬季登山
美ヶ原に続いては入笠山へ。
天気予報とにらめっこしながら急遽決めた雪山へ。
入笠山は南アルプスの北端にある標高1955メートルの三百名山。
入笠山へのアクセス
前日は美ヶ原から降りてきてもろもろ(温泉、洗濯、食事)済ませてから移動。
まずはお決まりの車中泊。
道の駅信州蔦木宿が今回のお宿。
ここは有名な車中泊スポットですが、そのマナー問題でも一悶着?あった場所。
すぐそばに河原があり、バーベキュー場やキャンプ場かのように道の駅を使う方が横行していたようです。
この時期はさすがにそんな事をしている方はいませんでしたが、本当にいい大人がそういった事をするのはやめていただきたいですね。
さて、この道の駅は近くにコンビニは無いですが、蔦の湯という温泉と食事処があります。駐車スペースも広く、トイレも暖房や温便座で快適でさすがに人気のスポットです。
温泉が22時まで、食事処も20時半まで(どちらも30分前までの受付)と道の駅としては遅くまでやっているのもポイント高いです。
まあ今回は全て済ませて来てるので寝るだけです。
入笠山にはいくつか登山口がありますが、今回は一番メジャーで楽そうな富士見パノラマリゾートからゴンドラを使っていきます。
ゴンドラは8時30分が始発なので朝はゆっくりできます。道の駅から途中コンビニで補給、朝食を済ませ富士見パノラマリゾートを目指します。
道の駅信州蔦木宿から車で15分とアクセスはすこぶるいいです。8時過ぎに駐車場に着きましたが、続々と車が入って来ます。
ここの駐車場は2000台とリゾート施設ならではです。ちなみに無料です。
本日も晴れ。
駐車場からすでに八ヶ岳が丸見え。
スキーとスノーボード客が大半ですが、登山者もちらほらはいます。
ゴンドラは登山者用の往復券で1650円。
入笠山登山
準備を済ませいざ登山開始。
とりあえずゴンドラですが。
あいかわらず雪は少ないですが、この日は気温が少し下がり地面は完全に凍ってます。
登山初心者でも充分登れる山ですが、チェーンスパイクか軽アイゼンが無いと文字通りまったく歯が立たない状態。
入笠山は犬も連れて来れるようで、この日も結構いました。
大型犬が夫婦揃って大好きなのでとりあえず激写。嫁も釘付け中。
ゴンドラの山頂駅からすぐに入笠湿原。
完全に木道が出ちゃってます。
この湿原を抜けると雪の斜面が出て来ます。
この辺りが例年ならソリやスノーシューなどで遊べるあたりですかね?
アイゼン歩行やピッケルを使ったりの練習をする方もいるようです。
この日は先行していたゴールデンレトリーバー3匹が遊びながら登ってました。
ひらけた斜面のゾーンを超えると道が二手に分かれてます。
うろ覚えですが、岩場コースと岩場迂回コース。
ここ数日はあまりにチャッピーハイクが続いてたので岩場コースへ。
岩場コースは適度な斜度と完全に氷だらけの道でちょうど良い練習になりいい感じ。
ひらけたと思ったら山頂です。
こっちは八ヶ岳かな。
南アルプスが近く迫力があります。
富士山も。
甲斐駒ヶ岳に見とれてる嫁。
ここは八ヶ岳はもちろん北も南も中央も丸見えの素晴らしい展望台。
山頂からの360度の絶景を満喫して下山。
下山は岩場迂回コースからのシリセードであっというまにマナスル山荘へ。
まさかの休館。不定休とはなってたものの、まじか…
ここのビーフシチューとカレーバイキングをどれだけ楽しみにしていたか…
平静を保つ為にコーヒー休憩をとりました。
気を取り直して下山。
ゴンドラの下山時にあったかいおしぼりを渡してくれました。
これがかなり気持ちいい。
こういうちょっとしたサービスは気がきいていて嬉しいもの。
下山後は
まさかのマナスル山荘空振りの事態でしたが、そこはすぐに切り替えます。
マナスル山荘でお昼を食べる気だったので、急いで食事を。
という事で、他の方のブログやSNSなどでもアルプス帰りの定番にしている方が多いこちらを思い出しました。
長野県民に愛されてる「みんなのテンホウ」。
ここは本当に美味くて安くて最高。
メニューも豊富なので長野遠征の際には必ずまた来ます。
大阪に戻ってからすでに何度も無性に食べたくなってるくらいです。
次回は天狗岳へ。