霧ヶ峰 冬季登山
今回は冬の休暇第3弾です。
サービス業で年末年始やG.Wなどは基本休み無しの我が家は夏と冬の閑散期に休暇を取ります。
第1弾は地元関西周辺、第2弾は四国石鎚山、今回第3弾は8連休が取れた為長期遠征(2019.2.18〜23)へ。
今回はまだ登ってない百名山の霧ヶ峰をやっつけに行ってきました。夏場に大阪から5時間以上かけて行こうとは思えませんが、雪山初心者の我々夫婦にはちょうど良い雪山歩きの経験になるかとの考えです。
車山肩駐車場までのアクセス
大阪を2月17日の22時過ぎに出てはるばるやって来ました。18日の3時過ぎに諏訪湖SA到着。
仮眠程度のはずが起きた瞬間外は完全に明るく、寝過ごしました。
7時過ぎでしたがまあ今回は4時間程度のコースの予定なのでまあ問題ありません。
あわてず、着替えと朝食を済ませて車山肩駐車場に向かいます。
この時期ビーナスラインは一部通行止めの情報があり、道がよくわからない人からすると大丈夫か?と正直なってしまいます。
私もそうでしたが、車山肩駐車場までは問題無く来れました。
通行止めはビーナスラインの美ヶ原に行く辺りのようです。(冬季は美ヶ原へは178号線から行けます)
もちろん時期や積雪の状況次第ではどうなるかわかりませんので、事前の確認とスタッドレスタイヤやチェーン携行などの準備はしましょう。
今年は雪も少なく、この日に限って言えば夏タイヤでも問題無いくらいでした。
駐車場とこの辺りの道の様子です。
この自販機(使用不可)の奥にトイレがあります。ぐるっと回って戻ってくる登山道もこの奥から出て来る事になります。
霧ヶ峰トレッキング開始
全く雪が無い車道でしたが、登山道自体は雪があります。
なので駐車場から即アイゼン装着です。
実際にはチェーンスパイクか軽アイゼンがちょうどいいくらいだったかと思います。
今回の遠征を通じて1番の反省は、チェーンスパイクも軽アイゼンも持って行かなかったことでした。まさかこの時期に長野まで行って12本爪アイゼン以外を使うイメージを持ってなかったからです。
実際には登山口までのアプローチや登山口自体の標高がやや低い時など、ちょっとした時に有ると非常に便利だと思います。
久しぶりのアルプスや富士山の絶景に夫婦共ご機嫌で歩いて行きます。
快晴です。
登山道に雪はありますがスノーシューやワカンなども全く使う場面はありません。ここ霧ヶ峰や美ヶ原はスノートレッキングが楽しめるスポットとして有名ですが、本当に雪が少ない。
車山肩駐車場から霧ヶ峰最高峰の車山山頂(1925m)までコースタイム45分。あっと言う間です。
車山山頂を超えて車山高原スキー場の辺りがちょっと道が分かりにくくなっています。
夏場は通れる道がこの時期は通れなくなっており、スキーコース沿いのトレースを辿っておりて行きます。
ここの斜面だけやや傾斜があり、時折踏み抜く事もありますが、10分ほどです。
さらに20分程で蝶々深山(1836m)に到着。
ここの山頂は雪がありません。
蝶々深山から物見石に行く途中で標識の角度が微妙に違い、更に悪い事にトレースもあるのでそちらに進んでしまいます。
途中で気付いて本来目指す物見石も見えていたので、ルート修正。何とか物見石に到着。
雪山はこう言ったことがあるので、こまめな現在地の確認が必要です。
物見石でひと息ついて、奥霧小屋(休業中)、クヌルプヒュッテ、ヒュッテジャヴェルを超えて車山肩駐車場に戻ります。
ヒュッテジャヴェルから肩駐車場までの登りが地味にきつい。終始晴れて風も無いので暑い暑い。
30分ほど、最後の登りと格闘して無事駐車場に到着。
これで遠征最初のトレッキングは終了。
下山後温泉とお宿
今回は数日間(未定)は長野にいる予定でしたが翌日2月19日は午後から天気が崩れる予報。夜にかけて気温か上がって雨になりそう。
その為、この日は急遽どこかの宿に泊まることに。トレッキング後の駐車場で宿を決めて予約。そのまま宿に向かいます。
諏訪の辺りはそれほど規模は大きく無いですが温泉もあり探せば割と当日でも空きがありました。土日だとどうか分かりませんが。
素泊まりであれば、5000円程度でいけそう。
今回お世話になったのは上諏訪温泉 双泉の宿朱白さん。なかなか人気の宿で評価も高そう。
サービスも良く、何と言ってもロケーションが抜群です。諏訪湖の目の前にあり、露天風呂から夕陽が落ちるのを見ることが出来ました。
また双泉の宿という名前の通り、源泉が二つあり二種類のお風呂が楽しめます。
温泉の後、夜の街に繰り出してここらで人気の焼鳥酒房 鳥せんへ。
とても美味しかったのですが、関西との違い?なのか一串一串が大きく予想以上に満腹に。
食べ過ぎて夫婦揃って反省です。
千鳥足で宿に戻って、久々の布団でおやすみなさい。
長い長い遠征初日が終わります。
次回は美ヶ原へ続きます。