ujii’s outdoor

平凡な会社員がアウトドアに傾倒していくブログ

石鎚山冬季登山

今回は休暇の第2弾として四国遠征、石鎚山登山についてです。1月18日から20日までの3日間の記録です。相変わらず山以外は写真少な目です。

 

 

道後温泉にて車中泊

初日は移動日なので気が楽です。

出発も気づけば昼頃となってしまいました。

今回は大阪から瀬戸大橋を回って香川に上陸しました。

とりあえず昼飯です。讃岐うどんです。

我が家が四国遠征時にお決まりになっている純手打ちうどん よしやさんに立ち寄ります。

うまい。

瀬戸大橋から回ってくるとよしやさんのある丸亀市には高速降りてすぐなのです。

 

腹ごしらえをしたら一路松山まで高松道松山自動車道をひた走ります。

この日の目的地は道後温泉です。

ですが、せっかく松山まで来たので松山城のそばにあるアウトドアショップの名店、T-mountainさんの調査は外せません。

そこで事件は起きます。

あろうことか私が1年以上前から狙っていた山と道のメリノフーディが、アップデート前のものだからでしょうがセール価格で残っており、さらっと嫁が購入。私のサイズはなし。

動揺を隠せない私は店員さんのオススメのソックスを買うも、嫁も更にかぶせて同じものを購入。嫁にはかないません。

 

道後温泉市営駐車場は割と有名な車中泊スポットです。温泉も目の前で、もちろんトイレもあります。

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温泉を楽しんだ後は我が家では珍しくちょっとお洒落な感じのサムライダイニング 炉-IRORI-という店にふらっと入って見ました。

ここでは店名の通り、囲炉裏で色々な物を焼いて食べられるので、キャンプなど焚き火や炭火での調理が好きな我々としてはテンションが上がりました。お酒の種類も豊富でなかなか良かったですよ。

道後温泉を満喫した後は駐車場に戻り車中泊です。

ここの駐車場は少し高台にある為かすごく静かです。有料な為おかしな輩がたむろして騒ぐなども少ないかと思います。

ちなみに料金は夜間(20:30-8:30)は泊まり料金があり720円。20時半以前と8時半以降は30分100円です。道後温泉内の機械に駐車券を通すと最初の1時間は無料になるので忘れずに。

我が家は1000円ほどでした。

 

石鎚山登山

石鎚山日本百名山にも選ばれる西日本の最高峰。標高は1982mです。頂上山荘がある弥山ではなく、天狗岳が山頂となります。弥山から天狗岳までは5分ほどの距離です。が山と高原地図でも破線ルートになっており、弥山まで登って来た人の7〜8割は天狗岳には行かずに下山しているようです。

石鎚山は一度登ったことがありますがその際はガスガスで天狗岳登頂は断念したので、今回はそのリベンジでもあります。

 

まず登山口までのアクセスですが今回は石鎚ロープウェイの駐車場に停めます。ここまでの道も特に積雪や凍結も無く来れました。石鎚ロープウェイのホームページで積雪、道路状況がこまめに更新されているので必ず確認しましょう。

昨年夏にも行った四国遠征ではロープウェイを使わず登ってますが今回は無理せずロープウェイを利用。始発(この日は8時20分)のロープウェイはスキーの方と登山の方半々くらいですが、満員でした。

この日は例年行われているスノーカーニバルの前日です。年によってはクリスマス頃に実施しているようですが、例によって雪不足の影響で1月20日に延期したようです。

 

ロープウェイを降りるとこんな感じです。

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しばらくはアイゼン無しで問題ありません。

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試しの鎖、一ノ鎖から三ノ鎖までありますが、冬は完全にスルーです。

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立派なトイレと休憩所がありますが、冬季はトイレは使えず、中で携帯トイレを使って済ませてください、というスタイル。
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この辺りまで来ると大分雪も増えてきます。

三ノ鎖などを巻いて行くトラバースの際は雪の量や状態、気温などによってはかなり危険な事もありそうだと感じました。アイゼンはもちろんピッケルなどきちんとした装備が必要です。

この日は問題なく通過。

そしていよいよ弥山に到着です。

この日は見事なまでに快晴でまさに登山日和です。

弥山からの最高峰天狗岳

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そしてここにザックをデポしていよいよ天狗岳へのリベンジへ。

快晴で風もこの高さの山頂にしてはほとんど無いレベル。

夏であれば三点支持で進めば問題ないレベルの天狗岳までの道。

冬場は雪や氷の付き具合で難易度が変わるので無理は禁物です。

この日は雪が少なく岩がむき出しの部分も多く、かといって雪と氷も一部あり、少し大変でした。

アイゼン付けたままだと岩が歩きにくいし、かといって無いと滑る箇所もあります。

嫁は一度びびって断念しかけました。

 

そんな嫁にムチ打ってなんとか無事登頂成功!リベンジ出来ました!

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弥山に戻る際もびびるとこんな感じで岩にへばりつくことになります。
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そんなこんなで、ひとしきり景色を楽しんでから下山。

 

その後はお決まりの温泉に入ります。

今回はなかなか歴史のある湯之谷温泉へ。

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登山後温泉でさっぱりした後は、我が家は焼肉が定番なんですが、この日はなんとなくしゃぶしゃぶへ。

最近登山の頻度が高く、その分やたらと焼肉が多かったので、夫婦共焼肉よりは軽いものを食べたくなったようです。

 

しゃぶしゃぶで満足した後はいよいよ家路につきます。

 

 

香川で恒例朝うどん

が、我が家は一気に帰るとはなりません。

四国遠征時、帰る前に最後は朝うどんにしよう、となるのが我が家です。

松山や高知などから一気に帰るのがしんどい、というのも大きいんですよね。

完全に遊び疲れです。

なので、最後は高速のサービスエリアでもう一泊します。

高松自動車道の豊浜SAにて車中泊

 

翌朝は懲りずに純手打ちうどん よしやさんです。ここは朝7時から営業しています。

初めての四国遠征の際は讃岐うどん巡り的なことをしましたが(もちろんどこも美味しかったのですが)1番はじめに行ったのがこのよしやさん。その時の衝撃的な讃岐うどんの美味さが忘れられず、無性に食べたくなるんです。

朝からするするっと食べられる優しい味で、朝はあまり食べれない嫁もがっつきます。

これで思い残す事無く大阪に帰れます。

 

帰りは淡路を通るルートで無事大阪に帰り、大満足の四国遠征終了です。