龍神岳、護摩壇山冬季登山
1月10日、和歌山県最高峰の龍神岳に登って来ました。
1.龍神岳、護摩壇山
以前は護摩壇山が最高峰とされて来ましたが、2000年の国土地理院の調査でその700m東にある龍神岳が10m高いことが分かり和歌山県最高峰になったとのこと。
知名度は圧倒的に護摩壇山の方があり、護摩壇山は日本300名山にも選ばれています。
まあどっちにしても護摩壇山、龍神岳間は20分ほどで行き来出来るほどの近さなのでせっかくならどちらも登っておきたいですね。
2.龍神岳までのアクセスは?
いくつか登山口に駐車場はありますが、今回は1番大きく80台ほどが停められる道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーを目指します。
基本的には高野龍神スカイラインを使う事になります。ここで気をつけないといけないのが例年12月中旬頃から翌年の3月まで冬季通行規制がかかる事です。夜間は通行止め(17時から翌朝7時まで)昼間も冬タイヤやタイヤチェーン携行が必要となります。
もちろん我が家も四駆×スタッドレス×タイヤチェーン携行で行ってきました。タイヤチェーンは使いませんでしたが、たしかにそこは標高1000mを越える山間部で、ある程度進むと完全に雪と氷のミックスの路面になりました。今後雪山に行く機会も増える予定の我が家には、雪道運転のいい経験になったと思います。
また、道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーは冬季は閉鎖しておりますので、食料、水などは早めにコンビニなどで購入しておきましょう。トイレだけはまだ使用できました。
3.登山開始
道の駅で装備を整え、いよいよ登山開始です。
と言っても護摩壇山から更に龍神岳まで行ってもコースタイムは片道35分という超チャッピーハイクです。
そう今回は夫婦共に新調した12本爪アイゼンのグリベルG12ニューマチックを試してみるというミッションがありました。
本来なら軽アイゼン程度で全く問題ないコースです。
道の駅のそばに登山口の看板がありそこからスタート!
こんな感じの尾根道を登っていきます。
アイゼンの装着も問題無く、いい感じです。
写真は嫁のエアーテックニューマチックです。
ほどなくして護摩壇山に到着。
看板はあれですがいい感じの東屋があります。ピストンで戻って来た際にはここでコーヒーとデザートタイム決定です。
ここから分岐を左に進み龍神岳を目指します。
なだらかな道が続き、雪の量次第ではスノーシューやワカンでのスノートレッキングにも良さそうでした。距離は短いですが。
今回はつぼ足で問題ない20㎝程度の積雪。
龍神岳まで快適に歩き到着。
天気が微妙なのが残念ですが時おり晴れ間があると妙にテンションが上がる登山あるあるを楽しみながら下山開始。
途中護摩壇山の東屋でのコーヒータイムも楽しみ下山。なんせ帰りのコースタイムは30分なのであっという間。
4.下山後のおすすめ温泉
登山後の楽しみの一つに温泉がありますが、特に冬場は格別です。
我が家も毎回必ず温泉に行っています。
さて今回は登山後にまっすぐ帰るのでは無く高野龍神スカイラインを反対側におり、日本三美人の湯である龍神温泉元湯に行って来ました。
ここのお湯は今までかなりの温泉に入って来ましたが、いきなりトップ3に入って来るくらいいいお湯でした。(あくまで個人的感想です)
泉質は我が家の好きなにゅるっと系で、それだけでなくやたらと体があったまる感じ。
上がって来るなり夫婦で意見が一致し、リピート確定。5月にもなれば清流天国和歌山にはパックラフトしに間違い無く来ることになる我が家なのです。
5.登山アプリについて
さて、今回あまりメジャーでもない龍神岳になぜ登りに来たかというと、アプリの影響からです。
巷ではいろいろなアプリがありますし、登山アプリだけでも山と高原地図、YAMAP、山レコなど沢山あると思います。
GPSでログをとったり腕時計と連携したりと本当に便利な時代です。
今回影響を受けたのはヤマスタというアプリです。これはログをとったりというものではないですが、山頂など指定されたポイントでチェックインすればスタンプやトロフィー🏆がもらえたり、一定のグループ分けされた山などで行われるスタンプラリーなどがあり、なかなか楽しいです。
龍神岳は関西7サミッツという関西7府県の最高峰に登るというスタンプラリーの一つでした。
またスタンプラリーでコンプリートすると先着でピンズが貰えたりもするそうです。
いろいろなスタンプラリーがあるので私もいろいろと参加して密かな楽しみになっています。
もう一つ利用しているものがヤマコレです。
こちらの方がヤマスタよりも登録されている山が多いです。
ただ、こちらはスタンプなどはなく、シンプルに登頂記録として残すみたいな意味合いが強いです。
休みのたびに天気とにらめっこでどの山に行くか考えるのは楽しくもありますが、行きたい山域の天気が微妙な時なども当然ありますよね。そういった時などはヤマスタのスタンプラリーを集めに行くなどの選択肢もあると計画も立てやすいのでおススメです。
さて、次はどの山登ろ?